ロシアW杯、閉幕…

4年に一度のW杯が終わりました。優勝はフランス🇫🇷でしたね。

 

  開始からクロアチアがボールを保持して主導権を握る展開も、フランスがフリーキックからオウンゴールで先制。もらったファールがシミュレーションという話もありますが…。しかし、クロアチアフリーキックの流れからペリシッチが強烈なミドルシュートで同点に。このまま流れがクロアチアに傾くかなあと思ったんですが、コーナーキックからVARでハンドの判定となりフランスにPK。ラッキーなPKでしたが、まあ手にちゃんと当たってるからしょうがないね。故意ではないものの、その後のプレーに影響するハンドだったのであれはPKです。このPKを今大会3本目のPKとなるグリーズマンが決め🇫🇷2-1🇭🇷。後半に入ると動きの悪かったカンテに変えてエンゾンジを投入し、パスの出し手のモドリッチを封じることよりもシュートを打たせないことを優先したフランス。実はカンテ、胃腸炎だったんだとか…()。今大会貫いてきたカウンターサッカーを決勝までやりきり、その後ポグバ、ムバッペの得点で🇫🇷4-1🇭🇷。直後にロリスのミスからマンジュキッチが1点返すも追撃はなし。4-2でフランスが20年ぶり2度目の優勝です。

 

  フランスの監督デシャンは20年前のフランス代表チームのキャプテンだったわけですが、これで選手・監督として優勝した3人目ですね。2年前ポルトガルに負けて準優勝だったEuroからこのW杯に向けてしっかり勝てるチームを作り上げたのはほんとに素晴らしいです。

 

  さて、ここからは大会全体の振り返り。決勝トーナメントはこんな感じになりました。

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まずは個人的にチームとして良かったチーム。もちろん1位はフランス🇫🇷。次点は開催国ロシア🇷🇺ですねー。W杯は普段の各国リーグ戦と違い、プロとして選手が戦っているわけではないので魅せるサッカーではありません。国を背負って勝ちにいかなければならないのがW杯ですから、しっかり勝利を求めてスタイルを貫いたこの2チームが良いチームですね。フランスはディフェンス陣がしっかり守りカウンター、もしくはセットプレーから点を取って勝ち切り、優勝しました。ロシアは選手の力量をわきまえ、ホームで大観衆ながらベタ引きしてベスト8まで進みました。

  反対に最もダメだなあと感じたのはポーランド。前評判に踊らされたのか、グループリーグ初戦セネガルに敗戦すると続いてコロンビアに敗戦で1試合残してグループステージ敗退。3試合目日本には勝つもののFIFAランキング8位の面目丸潰れでしたね…。ドイツと違い、試合内容的にも言い訳のきかない酷さでした。

 

続いては大会前から注目と言っていたGKです。優勝したこと、チームキャプテンだったことを考えればやはりフランスのロリスは良かったと言いたいんですが、決勝のミスが印象に残りますね()。やはり、1番は準優勝のクロアチアの守護神スバシッチですかね。PK戦2試合を勝ち抜いたのは彼のおかげでしょう。話題となったイングランドのピックフォードは良かったんですが、準決勝の延長後半の失点を見ると、「まだ若いなあ」という感じですね。となると、次点候補はクルトワか、デンマークのカスパーシュマイケルか。クルトワも、原口のあのシュート止めて欲しいなあ()。グループリーグでPKの1失点のみ、決勝トーナメントではPK戦で活躍するも惜しくも準優勝チームクロアチアに敗れたデンマークの守護神を次点としたいと思います。

一方1番ダメだったのはやはりスペインのダビド・デ・ヘア。今大会、PK戦を含めて枠内に12本シュートを受けながら、止めたのはわずかに1本のみ。今大会のみならず、前大会など含め、2006年以降のW杯で最悪のセーブ率となりました…。グループステージ初戦のポルトガル戦ではクリスチアーノロナウドの真正面のシュートを止めきれないなどほんとに最悪だった印象です。

 

W杯が終わり、今度は明日から中断していたJリーグが再開。僕の応援する名古屋グランパスは現在最下位ですが、シーズンが終わった頃には残留を喜んでいられると信じています…。ロシアW杯の記事を今まで読んでくれた方はありがとうございました。これからはたまーにJリーグ等々サッカー関係の話をしていきたいと思いますm(_ _)m

ロシアW杯!決勝進出チーム決定!

  ついにロシアW杯も終わりが近づいてますね。開幕からもう1ヶ月経ったのかと思うと早い…。準決勝が終わり、ついに残すは決勝と3位決定戦のみとなりました。ヨーロッパのみが残った4強の準決勝を振り返っていきましょう。

 

  まずはフランス🇫🇷vsベルギー🇧🇪

  攻撃ばかりに目が行きがちですが、守備の安定が光るフランスと、守備陣の安定感が今ひとつな中攻撃陣の力でここまであがってきたベルギー。準決勝らしく拮抗したいい試合だったんですが…、やはりこーゆー試合はセットプレーで試合が動いて、流れが傾いてしまいますよね…。後半、ウンティティがコーナーキックからヘッドで決勝点と、振り返ってみればあっけなく終わったとも取れる試合。フランスの優勝へのこだわりが強く感じられましたし、まあそのせいで遅延行為でイエローもらっちゃう19歳の選手もいましたが…。あれは流石にやりすぎですね。フランスは準々決勝のヴァランに引き続き二試合連続でCBがセットプレーから得点。セットプレーで得点ができるようになってくると、相手チームはディフェンス時にファウルやコーナーキックに逃げるということができなくなりますから、やはりディフェンスしづらいですよね…。フランスにとって一番最近優勝した1998年大会でキャプテンを務めたデシャンが監督として率いるフランス代表、優勝待った無しですね。

ベルギーはやはり個の力ではフランスの守備陣を崩せませんでした。しかし、まだ3位決定戦がありますからね。黄金世代と呼ばれる中EuroでもW杯でもタイトルを取れませんでした。せめて、3位の座は…。

 

 

続いてクロアチア🇭🇷vsイングランド🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

ここまでの決勝トーナメント2試合とも延長&PKまで行ってきたクロアチアとセットプレー強し、という印象のイングランド。この試合でも開始早々にフリーキックを得ると直接叩き込んで先制。しかし、クロアチアは前半をこの1失点で凌ぎきると後半から巻き返し同点に。ちょっと危ないプレーには見えましたが、まあ意図的にやっているわけではないですしあれはファウルにはなりませんね。イングランドからしてみればグループリーグも合わせてここまで走ってくるチームとの対戦はなかったので、なかなか流れから得点までは至らなかったですね。クロアチアが沈んでた前半のうちに勢いで追加点が取れていれば…。試合は結局延長後半に逆転したクロアチアの勝利。決勝トーナメント3試合連続120分戦ってるってスタミナあり過ぎや…。ニュース記事によるとモドリッチの走行距離が一番長くてだいたい新宿から成田までだそうです()。

 

 

さて、ついに決勝ですね!

フランス🇫🇷vsクロアチア🇭🇷

なんかもうここまでくるとクロアチアのスタミナを心配する必要はなさそう()。フランスの弱点をいかにして見つけ出して突くかですね。カンテ、ポグバのいる中盤のど真ん中は厳しいですし、かといって最終ラインのヴァラン&ウンティティは今大会屈指の安定感ですからね。やはりサイドなんでしょう。とくに、クロアチアは決勝トーナメント入ってからサイドが起点の得点がいくらかありますしね。パバールとムバッペのフランスにとっての右サイド、そこをクロアチアがどう使うか、楽しみです。

 

3位決定戦はGroup Gのお久しぶりの顔合わせです。グループステージでは共に突破を決めてる中での対戦ということもあってお互いメンバーを落として戦い1-0でベルギーの勝利。今度は流石にお互いフルメンバーだと思いますが、やはり鍵はイングランドのセットプレー。なにせベルギーはセットプレーで失点してフランスに1-0で負けましたからね。ただ、イングランドのバック陣が全力のベルギーの3トップの個の力勝てるのか、見ものですね。決勝トーナメント入ってから活躍がないルカクに期待です。

 

 

ついにW杯も残り2試合。3決、決勝は準決勝と違って日本でもまだ見れる時間なので、ぜひ見ましょう!

ロシアW杯!準々決勝

ついにベスト4が出揃いましたね。日本が敗退してしまったので楽しんで感情抜きでサッカーが観れてます()。

 

ちなみに、このブログはサッカーの話をする、というものなのでW杯以外の話をしておくと、七夕の日7/7はサッカーの早慶定期戦が等々力陸上競技場であったので観てきました。結果だけで言えば早稲田が2-1で勝ったのですが、1部リーグの1位対2部リーグの9位の試合にはとても見えないほど拮抗したいい試合でしたね。来期、僕の応援する名古屋グランパスに加入が内定している相馬のCKでの2アシストでの勝利だったわけですが、流れの中から得点できなかったのはいただけないですね…。

 

 

さて、W杯に戻りましょう。まずは準々決勝の結果から

 

ウルグアイ🇺🇾0-2🇫🇷フランス

ブラジル🇧🇷1-2🇧🇪ベルギー

ロシア🇷🇺2(3)-(4)2🇭🇷クロアチア

スウェーデン🇸🇪0-2🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿イングランド

 

まずはここまで大会最少失点だったウルグアイと決勝トーナメント一回戦で4-3と壮絶な打ち合いをしたフランスとの試合。ウルグアイカバーニの負傷欠場がやはり響きましたね。カウンターの迫力、そしては個の力に欠けたことでフランスペースでした。しかしウルグアイは引くチームなこともあって予想通りムバッペのスピードを生かすことはできず。ただ、前半のうちにセットプレーから得点を挙げることができ、完璧に流れを掴みました。後半に入るとCL決勝のカリウスを彷彿とさせるようなムスレラファンブルで2-0となって勝負あり。フランスは1回戦のアルゼンチン戦よりは落ち着いてしっかり勝ちきった印象です。

 

続いて世界ランク2位ブラジル対3位ベルギー。エースのルカクを右サイドに配置しマルセロの上がりを防ぐという予想外の配置でした。さらには日本戦で2枚替えを行なった後のメンバーをスタメンにするなどコンディションに気をつけたメンバーでした。試合内容は、ベルギー得意のカウンターから前半だけで2得点と流れはベルギー。後半に入り一点返されるものの守備の微妙な不安定さは守護神クルトワで補いました。未だに3バックが安定と言えないのは事実ですが、優勝候補筆頭のブラジル相手にスタイルを貫いて勝てたのは大きいですね。

 

開催国ロシアとクロアチアは2国にとって2試合連続となるPK戦となりました。試合はチェリシェフがGKが一歩も動けないゴラッソを決めるもののクロアチアがカウンターから一点を返し、90分が過ぎた後、延長前半に逆転ゴールを決めます。が、ロシアが延長後半に獲得したフリーキックのワンチャンスをものにして追いつくという会場のロシア国民は120分間緊張しっぱなしのゲームでした。PK戦はお互いにGKが1本ずつ止めたほか、延長後半に奇跡的な同点ゴールを決めたマリオ フェルナンデスが枠外に外してクロアチアの勝利。マリオ フェルナンデスは英雄から一転戦犯に…。

 

スウェーデンイングランドの試合はやはりイングランドがセットプレーで決めましたね。勝ち方が美しいかは置いておいて、セットプレーで点を取って勝つことはやはり勝負強い国の象徴ですね。一点取った後ゆとりをもって試合を進めるかと思いきやこの後は守護神ピックフォードのビッグセーブ祭り()。若き守護神の活躍でイングランドの勝利です。

 

 

さて、いよいよ準決勝ですf:id:Tokyo_MidSky:20180710002415j:image

残ったのはヨーロッパ勢だけということですね。

 

まずはフランスvsベルギー。ベルギーのバック陣の不安定さをムバッペ、グリーズマンがどこまで突けるかですね。中盤のカンテ、ポグバvsデ・ブライネ、ヴィツェルのマッチアップは熱いですねー。ムバッペのいるフランスの右サイドは守備が薄くなりがちなのでベルギーは左ハーフには日本戦のスタメン同様カラスコを起用した方がいいかもしれません。勝敗予想はフランスの勝利予想ですが、ベルギーは先制点が取れれば前がかりになったフランス相手にカウンターから追加点という理想の形も見えるか…?

 

もう一戦はクロアチアイングランド。とにかくなによりもクロアチアはセットプレーを与えないことが大事です。そしてクロアチアは2試合連続PK戦までもつれ込んでいて、疲労が懸念されます。イングランドの3バックは攻撃時もしっかり引いてることを考えればむやみにカウンターを仕掛けるのは身を削る行為になりかねないかも。スウェーデンの高さをもってしても止められなかったイングランドのセットプレーをクロアチアは止められるのか。そしてクロアチアはいかにして走らずにボールを散らすサッカーができるのか。そこに注目ですね。勝敗予想はせっかくなんで1-1でPK戦にもつれ込むということにしましょう()。

ロシアW杯!決勝トーナメント1回戦…

ついにベスト8が出揃いました。前回の記事でした予想はイングランドvsコロンビア戦以外は全部当たったので自分でも結構驚いてます()。ちゃんとグループステージ見てたことの証明かな。

 

日本代表はベルギーに2-3で負けてしまいました…。前半を0-0で耐えきり、後半開始早々にカウンターから先制、さらには直後に追加点と後半7分で2-0リード。しかし、ベルギーが一気に選手を2人変えると流れはまたベルギーに傾きました。フェルトンゲンがヘディングでゴール前に向けて入れたボールがそのままゴールに入る不運というかおい川島、というような失点で1点返されると、直後には途中出場のフェライニにゴールを奪われ同点に。日本も本田圭佑と山口蛍を交代で入れますが、後半アディショナルタイム本田圭佑コーナーキッククルトワが直接キャッチし、カウンターから失点し2-3。ほんとにラストプレーで決められましたね。

サッカーは「2-0は危険なスコア」とはよく言うもので、実際2-0から2-3に逆転される試合は結構あるのですが、まあ今回は日本と世界トップレベルとの差を思い知らされたのだな…と言う感じですね。

 

  今大会、ハリルホジッチから西野朗に監督を変更したことにより、自分たちのプレースタイルを貫くことを諦めて相手を分析し、相手対策を第一としたサッカーをすることになりました。おかげでグループステージでは前評判を覆す結果になったと思います。ベルギー相手にしっかり先制される前に先制できたのもこれのおかげかと。しかし、やはりW杯優勝をほんとに目指すのだとすれば誰か長期的に監督と契約して日本に確立したプレースタイルを刻まなければならないのかもしれません。W杯が終わるごとに監督が変わり一からチームを作り直してるようではベスト8の壁を突破することすら難しいのかなあと感じてしまいます…。次の監督の噂もちらほら聞こえて来ますが、僕個人としては森保一東京五輪世代と兼任させるのが一番いいのかな、と思う次第です。てか協会の上の方の人の刷新も必要なのでは…。

 

 

ってことで決勝トーナメント1回戦を振り返っていきましょう。

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画像はサッカーキングより

 

まずはウルグアイ🇺🇾vsポルトガル🇵🇹

ウルグアイの堅守は決勝トーナメントに入っても健在でした。失点はコーナーキックからの1点のみ。流れの中ではクロスをしっかりはじき返し、奪ったらカウンター。終わってみればカバーニの2ゴールで勝利、と狙い通りの展開でしたね。カバーニが負傷退場したのが気になります…。

 

続いてフランス🇫🇷vsアルゼンチン🇦🇷

ムバッペがハーフライン前からボールを受け取ると1人でペナルティエリアまで侵入しPKを獲得。これが決まり、以降もフランスはカウンターでチャンスを作り続けフランスの勝利は決まりかな、と思った中ディマリアのミドルシュートで同点に追いつき前半が終了。後半に入るとセットプレーの流れからアルゼンチンが逆転するまさかの展開。しかしフランスはその後パバールのスーパーバレーとムバッペの2得点で再び逆転し4-2。試合終了間際にアルゼンチンはアグエロが一点返すもののそのまま試合終了。終わってみれば4-3と激しい打ち合いでした。フランスは3失点したもののチームとしてはかなりの完成度でした。

 

続いてブラジル🇧🇷vsメキシコ🇲🇽

前半こそスコアレスで折り返すものの、後半に入るとブラジルが攻め立てました。予想通りメキシコはスウェーデン戦から立ち直しきれなかったようで終わってみれば2-0。ブラジルとしては特にヒヤヒヤすることもなく危なげない勝利ですね。

 

日本🇯🇵vsベルギー🇧🇪は書いたので、続いてロシア🇷🇺vsスペイン🇪🇸

スペインがボール支配率76%、シュート24本と試合の主導権を握り付けた試合。しかし結果だけ見ればスペインの得点はセットプレーからの1点のみで、ロシアはPKで追いつき、その後PK戦までもつれこみロシアの勝利。延長戦まで含めて120分間ひたすら引き続けたロシアディフェンスをスペインはポゼッションサッカーで崩すことはできず、最後には圧倒的アウェーな環境のPK戦で敗北。2010年南アフリカ大会でパスサッカーで優勝をしたスペインだが、もう時代はパスサッカーではなくなったということだろうか…。

 

デンマーク🇩🇰vsクロアチア🇭🇷は開始から3分でお互いが1点ずつ取り合う波乱の展開に()。しかしその後は両チーム合わせて36本のシュートを打ち合うもののゴールを破るシュートはなくPK戦へ。クロアチアは延長後半にPKを獲得していたんですがモドリッチのシュートはシュマイケルに止められてしまいました。PK戦では両GKが止めまくりました。が、結局クロアチアの勝利。延長後半のPKが決まらず流れがデンマークに傾いた中勝利を奪い取ったのは流石ですね。

 

スイス🇨🇭vsスウェーデン🇸🇪はスイスが主導権こそ握り続けたものの、前回記事の予想通り何かパッとしないがそのままこの試合も続き、点を決めることができませんでした。結果として見ればスウェーデンはフォルスベリのシュートが相手DFに当たってコースが変わって入った一点での勝利ですが、スイスのコンディションを考えれば勝利に値する試合だったと思います。

 

イングランド🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿vsコロンビア🇨🇴はスタッツを見ても支配率シュート数ともにイーブン、両者譲らぬ試合でした。グループステージの日本戦で試合開始早々にハンドをしてPKを献上したカルロスサンチェスがまたもPKを献上。お国に帰ったら命が危なそう…。しかし後半ロスタイムにコーナーキックから同点に追いつくとそのままPK戦へ。なんとか勝ち切ったイングランド、この決勝トーナメントの山のメンツで決勝まで行かないわけにはいかないサッカーの母国の意地ですね。

 

 

さて、ベスト8が出揃ったわけですが、ここからは準々決勝の展望を。

まずはウルグアイ🇺🇾vsフランス🇫🇷

エースカバーニの欠場が濃厚となったウルグアイはカウンターの迫力が欠けるもののここまで続けて来た堅守が健在なら勝利の可能性は十分にありえます。フランスは引くウルグアイDFに対して1回戦で活躍したムバッペのスピードが通じるかは怪しく、少し難しい戦いになるでしょう。注目はジルーとここまでPKでの得点しかないグリーズマン。トップとトップ下としてチームの11人の中で一番オフェンシブな2人がウルグアイディフェンスをどう崩すかですね。難しいですがウルグアイの得点力が足りないと見てフランスの勝利予想です。

 

続いてブラジル🇧🇷vsベルギー🇧🇪

FIFAランク1位のドイツがグループステージで敗退した中、FIFAランク2位対3位と言う頂上決戦ですね。危なげない1回戦だったブラジルと死闘だったベルギー、1回戦の勝ち抜け方は対照的ですがベルギーのアタッカー陣をブラジルが止め切れるか。ここでブラジルがしっかり止め切れるのならベルギーは成すすべがないですね。ベルギーのDF陣は日本戦でも露呈したように脆いですからブラジルのアタッカー陣は止められないでしょう…。前々から優勝予想してる通りですし、ブラジルの勝利予想です。

 

開催国ロシア🇷🇺vsクロアチア🇭🇷はともに1回戦をPK戦で勝ち抜けたチーム同士。ロシアはスペイン戦同様ディフェンスを固めて臨むでしょうが、クロアチアはスペインほどポゼッションにこだわらないと思うのでロシアがボールを待つ時間がスペイン戦よりは長くなると思います。そこでロシアが前に重心をかけた時にミスをするとクロアチアにカウンターを食らってしまう気がするので、ロシアがどこまでディフェンスチームを貫けるかが一つのポイントかと。ロシアのフォーメーションがどこまで縦に膨らんでしまうか次第ですね。クロアチアが勝つでしょう…。

 

最後にスウェーデン🇸🇪vsイングランド🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿、ここまでの闘いぶりを見ればイングランドの勝利は固いです。なによりディフェンシブなスウェーデンに対して、今までしっかりセットプレーで点を取れているイングランドは相性が良いです。スウェーデンは何回かあるであろうカウンターのチャンスを仕留めたいところですがイングランドは攻める時3バックはしっかり残ってますからそれもうまくいくかどうか…。

 

あんなに毎日試合があったW杯ですが、残っているチームが少なくなるにつれて試合が少なくなり、もう毎日のようには試合はないです。睡眠不足も解消されそう…(p_-)

ロシアW杯!16強決定!

  日本がグループステージ突破しましたねー。大会前は勝機0と見られてた日本がまさかグループステージ突破するとは、願望抜きで予想した人はまあほとんどいなかったでしょう…。

さてその日本の第3戦ですが、ポーランド相手に0-1。先発を6人入れ替えて臨むもののフリーキックから失点…。このゴールを決めたベドナレク、吉田麻也とはサウサンプトンでチームメイトですね。試合前、入場待機の時にはめっちゃ喋ってましたし、試合後も麻也に話しかけてました。吉田麻也英語普通にできるんですね、羨ましい…()。試合の終わり方は世界各国、日本国内から賛否両論がありましたが、まあグループステージ突破すると賞金が5億円増えるということで(8億→13億)、あとは過去最高成績タイになるわけですしあそこはああしますよね。にしてもセネガルがコロンビア相手に1点返した瞬間敗退が決まってしまう中全く攻める気をなくしてボール回しに徹した西野監督の采配は肝が座ってんなあという感想です。

 

 

さて、グループステージ第3戦、振り返って行きましょう。

 

ウルグアイ🇺🇾3-0🇷🇺ロシア

サウジアラビア🇸🇦2-1🇪🇬エジプト

スペイン🇪🇸2-2🇲🇦モロッコ

イラン🇮🇷1-1🇵🇹ポルトガル

デンマーク🇩🇰0-0🇫🇷フランス

オーストラリア🇦🇺0-2🇵🇪ペルー

アイスランド🇮🇸1-2🇭🇷クロアチア

ナイジェリア🇳🇬1-2🇦🇷アルゼンチン

メキシコ🇲🇽0-3🇸🇪スウェーデン

韓国🇰🇷2-0🇩🇪ドイツ

セルビア🇷🇸0-2🇧🇷ブラジル

スイス🇨🇭2-2🇨🇷コスタリカ

セネガル🇸🇳0-1🇨🇴コロンビア

日本🇯🇵0-1🇵🇱ポーランド

イングランド🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿0-1🇧🇪ベルギー

パナマ🇵🇦1-2🇹🇳チュニジア

 

まずグループA。突破を決めた2勝同士の1位争いはウルグアイの完勝。ウルグアイは攻撃もしっかり3得点ながら結局グループステージで失点0。これは決勝トーナメントも期待できますね。敗退が決定した同士の一戦はサウジアラビアの劇的逆転勝利。この試合、エジプトのGKエルハダリーがW杯最年長出場を更新。45歳だって…、彼より年下の監督いるからね普通に今大会()。さらにはエルハダリー、一本PK止めましたさすがです。

 

続いてグループB。スペインとモロッコの一戦は打ち合いに。そしてイランとポルトガルも両者譲らず引き分け。こう見るとこのグループは大会前はスペイン、ポルトガルが悠々勝ち抜けかと言われていましたが、どの試合も見応えがあるいい試合になりましたね。モロッコとイラン、他グループならグループステージ突破もあったのではと思えるほどの強さでした。

 

さてグループC。フランスvsデンマークは今大会初のスコアレスドロー。裏でやっていたオーストラリアがペルーに早々に失点したためデンマークがリスクを冒して点を取りに行く必要がなくなり、だいぶゆったりとした試合になってしまいました。敗者は視聴者と言われたほど()。そしてオーストラリアは勝てば突破の可能性があったんですが…ペルー相手に1点も取れず。今大会はPKの2得点のみとなりました。

 

グループDはアルゼンチンが決勝トーナメントに滑り込みました。マルコス・ロホ、DFとは思えないクロスへの入り方からのボレーシュートでした。アルゼンチンといえば攻撃陣がタレント揃いだったんだがなあ…。なんでインパクト残したのがロホ…。まあでもメッシにようやく1点が出ましたので決勝トーナメントに期待しましょう。アイスランドクロアチアのサブ中心メンバー相手に決定機を決めきれず敗戦。再三決定機があったなか枠を捉えるシュートが少なかったので、まあ自滅でしょう…。

 

グループEはブラジルがだんだん盤石なチームになってきていますね。セルビア相手にしっかり無失点&複数得点。スイスはコスタリカ相手に2-2とちょっと守備に不安が残りますが、コスタリカが試合結果にとらわれないノープレッシャーな状況で攻めてきたことを思えばそこまでではないのか…?

 

グループFは波乱でしたね。まず2試合目を終えて2勝だったメキシコがスウェーデンに完敗も完敗。そしてその結果を受けてドイツは勝ちが必要だった中韓国に後半ロスタイムに失点。後がなくなってGKノイアーがハーフラインを超えて上がったらさらにカウンターから2失点目と前回王者、さらにはFIFAランキング1位の面影なくグループステージ敗退です。決定機は作るものの面白いくらいにシュートが枠を外れました。これで3大会連続(2010,14,18)で前回大会優勝チームがグループステージ敗退です…。1998優勝のフランスも2002年グループステージ敗退してるんですよね…。2002年優勝のブラジルは2006年大会もグループステージ突破してます。さすが王国。

 

さあグループGは2勝&得失点差+8のベルギーとイングランドの勝負。勝てば決勝トーナメント初戦は日本と、しかし負けると決勝トーナメントでいい山に入れるという色々憶測が飛び交う試合でしたが結果はベルギーの勝利。お互いサブメンバー主体でいけたので主力はいい休息になったはず。パナマvsチュニジアではチュニジアのベン・ユスフにW杯通算2500点目が生まれました。おめでたい?本人からしたら「しらねーよ()」なんでしょうね。それよりチュニジアはW杯40年ぶりの勝利です。そっちのがおめでたい🎉

 

最後にグループH。コロンビアがセネガルに勝ちましたね。おかげで日本が負けたのに決勝トーナメント行けるわけですが…。コロンビアの立場からすれば、ポーランドが先制した情報が入っても、日本が一点返したらコロンビアは0-0だと突破できないという状況でしたから構わず攻め続けたというわけですね。日本が失点したのは後半14分。さすがにこの時間に情報が来たところでこの時間から試合終了まで「日本が点取れないだろう」って考えることは無理ですよね。あと話題になったのはセネガル失点時のセネガルDF。腰に手を当ててゴールポストに寄りかかってるやつです()。本人の横をシュートが通り過ぎてくわけですが、本人の立場からすればGKの邪魔にならないように動かなかったってかもなんでしょうが…。味方と交錯してもいいから体張ってボール止めに行って欲しいよね4年に一度のW杯だし。

 

 

そんなわけでベスト16が出揃いました!

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(画像はJリーグTwitterより)

 

左側の山が強豪揃いですねぇ…。やっぱり一発勝負はGKの差が大きく影響してきます。普段はGKに注目しない人も多いでしょうが、少しくらいGKにも注目して試合を見てもらえればなあと思います。軽く1試合ずつ見ていくと

 

ウルグアイvsポルトガル、注目はここまで無失点のウルグアイポルトガルが崩せるのか…。ムスレラルイ・パトリシオ、どちらもいいGKですがムスレラ含むウルグアイ守備陣は無失点がかなり自信になっているはず。ここはウルグアイの勝利を予想します。

 

フランスvsアルゼンチンはグループステージ第3戦、スタメンを10人入れ替え主力を休ませたフランスと第3戦まで全力で戦ったアルゼンチンのコンディションの差ですね。第2戦のクロアチア戦で決定的なミスをしたカバジェロから第3戦はアルマーニにGKを変更してグループステージを突破したアルゼンチン、いい流れに乗れるのか…。予想はフランスの勝利です。

 

ブラジルvsメキシコはとりあえずメキシコがスウェーデン戦の0-3からどう立ち直ってくるか。ブラジルのアタッカー陣はスウェーデンの比ではないですから修正ができてなければだいぶ一方的なゲームになるでしょう。ここ6大会ずっとベスト16で散っているメキシコ、ブラジルに負けて今大会もベスト16で姿を消すのか…。ブラジル勝利予想ですね。

 

ベルギーvs日本、日本はとりあえず守備をしっかりってところからですね。パナマチュニジアもベルギーに対して作れたチャンスはショートカウンターかセットプレー。試合の大方の主導権はベルギーが握ること間違いなしなので、耐えて耐えて点を取るもしくは最後まで耐えてPK戦、そのくらいのつもりでいかなきゃいけませんね…。GKを比較すると世界トップクラスのクルトワとグループステージでミスが目立った川島。日本の勝機は果たしてあるのか…。ケイスケ・ホンダに頼るしかないのか…?()

 

開催国ロシアvsスペインはスペインが完全アウェイの中どこまで落ち着いて戦えるか。今大会のスペインは守備がそこまで良くないので、ロシアは1点取れれば流れに乗れるはず。絶好調チェリシェフに期待がかかりますね。決勝トーナメント進出が決まっていて少し気が緩んでいたウルグアイ戦とは違ってまた気が入ったロシアが見れるはず。ここはロシアの勝利を予想!

 

クロアチアvsデンマークは順当にクロアチアが勝つ予想で。グループステージ3勝突破はウルグアイクロアチア、ベルギーだけ。全勝の勢いをそのままにクロアチアがさすがに勝つでしょう。

 

スウェーデンvsスイスはスウェーデンがメキシコ戦の勢いを維持できているかどうか。なんだかんだでグループステージを1勝2分だったものの3試合全試合で失点となにか安定感に欠けるスイスにつけ込んでスウェーデンが勝つ気がします…。ズラタンいないのにねぇ。

 

コロンビアvsイングランドは難しいですね。決勝トーナメント1回戦で観てて一番面白くなるゲームはここな気がします。日本戦で退場したカルロス・サンチェスが戻ってきて守備に安定感が戻ったコロンビアはセネガル戦でのハメス・ロドリゲスの負傷退場こそ気になるものの、攻撃陣は好調。一方のイングランドは第3戦でヘンダーソン、現時点大会得点王ケインら主力は休ませられてるのでこちらもコンディションに問題はなさそうと、どちらに転ぶかわからないゲームですね。大会前にコロンビアは上に行くと予想してたことですしここはコロンビア勝利を予想しましょう。

 

 

 

ってなわけでベスト16はこんな顔ぶれです。日本戦次27時スタートなんだよなあ…。見てたら授業行けん…()

ロシアW杯!グループステージ2試合目

  久しぶりやなあ更新()。ってなわけでグループステージも2試合目が各グループ終わりました。んー、まあその前に日本の試合からですかね。

 

コロンビア戦、予想を裏切ってくれて勝ちましたね!前半3分に相手がレッドカードで1人減るとは流石に聞いてない()。全部見てましたけど、ボランチのカルロスサンチェスが退場するわ、クアドラードが早々に戦術的理由で下がるわ、後半途中から調子良かったキンテーロに変わって調子悪いハメス・ロドリゲス出てくるわ、なんか怖くないチームでしたね…。感想を言うとしたら、川島、立ち位置が悪い()。コロンビア戦が行われるまでの今大会の直接フリーキックのゴールは全部ニアに決められていて、なかなか各国キーパー陣のニアのケアが甘かった印象なんですが(クリロナのあれは止まらん())、川島もニアつかれましたね。壁の下は確かに意表ついてますが、シュートスピードが特別早くはなかったので止めれた気が…。

 

そしてセネガル戦。川島、なんでキャッチしない()。その直前の原口の相手に渡すようなクリアについても、川島がコーチングをしてコーナーに逃げるように言うべきでしたし、その後のシュートも弾くならちゃんと上にパンチング、でもさすがにあれはキャッチしろって感じですね。そして、この2試合でアシストとゴールを決め3大会連続のアシスト&ゴールを決めてしまったケイスケ・ホンダさんはやっぱり持ってますね。名古屋ファンとしては名古屋出身の選手が活躍してくれるのはとても嬉しいですが、得点に絡んだプレー以外はほんとに特になんもやってないところが笑えてしまいます()。

 

 

ってことで各グループの2試合目を振り返っていきましょう。まずは結果から

 

ロシア🇷🇺3-1🇪🇬エジプト

ウルグアイ🇺🇾1-0🇸🇦サウジアラビア

ポルトガル🇵🇹1-0🇲🇦モロッコ

イラン🇮🇷0-1🇪🇸スペイン

デンマーク🇩🇰1-1🇦🇺オーストラリア

フランス🇫🇷1-0🇵🇪ペルー

アルゼンチン🇦🇷0-3🇭🇷クロアチア

ナイジェリア🇳🇬2-0🇮🇸アイスランド

ブラジル🇧🇷2-0🇨🇷コスタリカ

セルビア🇷🇸1-2🇨🇭スイス

韓国🇰🇷1-2🇲🇽メキシコ

ドイツ🇩🇪2-1🇸🇪スウェーデン

ベルギー🇧🇪5-2🇹🇳チュニジア

イングランド🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿6-1🇵🇦パナマ

日本🇯🇵2-2🇸🇳セネガル

ポーランド🇵🇱0-3🇨🇴コロンビア

 

はい、というわけでまずはグループA。サラーがついに試合に出場できるようになったエジプトを、開催国ロシアがきっちり下しましたね。もう前評判のように最弱だなんて煽られてないですね。そしてウルグアイもしっかりサウジアラビアに勝利で2試合連続1-0。不安視されてた守備陣より攻撃陣の物足りなさを感じてしまうのは気のせいか…。そしてこれでグループAはロシアとウルグアイが決勝トーナメント進出です!

 

続いてグループB。ポルトガルは開始早々にクリスティアーノ・ロナウドの2試合連続弾で先制するも、後半に入りモロッコの反撃を凌ぐ形に。辛勝ですね。イランはスペイン相手にまさかの6バックで臨むも味方のクリアがジエゴ・コスタにあたって失点…。んー、最終節はイランvsポルトガルとスペインvs敗退が決まったモロッコ。引き分けでは決勝トーナメントにいけないイラン、最低でも1点を取るために果たしてどんな戦術で行くのか…。

 

グループC。フランスが順当にペルーを下し決勝トーナメント進出決定。デンマークはエース、エリクセンの鮮やかなボレーシュートで先制するもののオーストラリアにVARで与えたPKを決められ1-1。この二カ国でもうひと枠を争いますが引き分けでもいいデンマークの相手はフランス、勝ちが絶対のオーストラリアの相手は敗退決定のペルー。面白い展開ですね…。フランスのメンバーの落とし具合にかかりそうです。

 

グループDはやっぱりアルゼンチンが勝てません()。クロアチアに完敗。1点目は自滅、2点目のモドリッチのミドルはスーパーゴール、3点目は守備がザル。このままナイジェリアとあたっても勝てる気がしないよね()。一方僕注目のアイスランドはナイジェリアに感謝を粉砕されました()。攻めでなかなかリズムがつかめないせいでナイジェリアのペースに持ってかれましたね。最終節は盤石クロアチア。アルゼンチンがナイジェリアに引き分け以上かつアイスランドクロアチアに勝利で決勝トーナメント進出が決まりますが…。厳しいですね。

 

グループE、ブラジルが90分間コスタリカのゴールをこじ開けられなかった中、アディショナルタイムに入ってようやく得点、またもやコウチーニョコスタリカは守備がしっかり陣形作って打たせたボールをナバスに止めさせるいい守備してたんですけどね…。残念、二大会連続の番狂わせならず。セルビアは先制するもスイスにまさかの逆転負け、最終節はブラジルとの試合で勝った方が決勝トーナメント進出です。ユーゴスラビアの頃は「ヨーロッパのブラジル」と呼ばれた国ですからね、歴史あるサッカー大国の意地の戦いです。

 

つづいてグループF。メキシコが韓国にしっかり勝って決勝トーナメントに前進。最後の最後にソンフンミンに決められた1点で得失点差に泣くなんてこと…ないよね…?まあ3試合目スウェーデンに勝つだけですね。前回王者ドイツは負けたら敗退な中先制を許し、同点に追いついた後退場者を出し…、それでも後半ロスタイムにクロースの芸術的フリーキックから逆転。王者の意地なのか、神のご加護なのか…。最終節は2敗で敗退決定した韓国となので恵まれてますね。しっかり勝ってね、こんなところで危なっかしいことしててもらっては困ります。

 

グループGはバカ試合。ベルギーは5-2でチュニジアに勝ち、イングランドは6-1でパナマに勝利。共にエースのルカク、ケインが複数得点で調子の良さをアピールしました。パナマはW杯初得点です、おめでとう!🎉最終戦はベルギーvsイングランドの首位争い。勝った方がおそらく日本と当たるので結構お互い本気でぶつかり合ってくれるいい試合になるはずです。

 

そして最後にグループH。日本vsセネガルの勝ち点3同士の試合は引き分けでお互い勝ち点4。ポーランドは2敗目を喫し敗退決定。よって最終戦でコロンビア、日本、セネガルが2枠を争います。日本は引き分け以上で自力で決勝トーナメント進出決定、負けてもセネガルvsコロンビアが引き分けない限りはほぼ進出です。怖いのはポーランドの過去データ。過去2大会(2002,2006)でポーランドは1、2試合目に敗北し敗退が決まった後どちらも3試合目だけ勝利してるんですね。今年もそれをやられると日本の決勝トーナメント進出はかなり怪しくなりますからね…。ここまでいい試合をしてきてる日本でも最後一個負けるだけで敗退してしまうのがW杯です…。

 

 

さて、最後にグループステージ3試合目の注目カードを書いて終わりましょう。

 

まずはグループBのイラン🇮🇷vs🇵🇹ポルトガル。まあ、これ書いてる2時間後に始まるんですが()。勝った方が決勝トーナメント進出決定という大事な試合、イランの試合の入り方に注目ですね。

続いてグループDナイジェリア🇳🇬vs🇦🇷アルゼンチン。メッシが最後と言われているアルゼンチン、敗退なんて許されないですからね、何が何でも勝って、決勝トーナメントに滑り込みたいところ。

グループEは先ほども言ったようにセルビア🇷🇸vs🇧🇷ブラジル。勝てば決勝トーナメント進出決定、優勝候補ブラジルまさかの敗退も…?

そしてグループHの日本対ポーランド…ではなくコロンビア🇨🇴vs🇸🇳セネガル()。セネガルが勝ってくれると日本は自動的に決勝トーナメント進出なんですよねぇ()。頑張れセネガル

1位で通過しようが2位で通過しようが次当たるのは2試合で総得点が8のベルギーかイングランドなんですよ()。川島じゃあダメだあ()

ロシアW杯!グループステージ1試合目

ついにロシアW杯が開幕しましたね!

って言ってももう開幕5日目ですね()。ここらへんでこれまでの結果のおさらいと今後の展望について見ていきたいと思います。明日の火曜日で全てのグループが1試合ずつを消化するというタイミングですね。

 

さて、結果をズラーっと書いていくと、

ロシア🇷🇺5-0🇸🇦サウザアラビア

エジプト🇪🇬0-1🇺🇾ウルグアイ

ロッコ🇲🇦0-1🇮🇷イラン

ポルトガル🇵🇹3-3🇪🇸スペイン

フランス🇫🇷2-1🇦🇺オーストラリア

アルゼンチン🇦🇷1-1🇮🇸アイスランド

ペルー🇵🇪0-1🇩🇰デンマーク

クロアチア🇭🇷2-0🇳🇬ナイジェリア

コスタリカ🇨🇷0-1🇷🇸セルビア

ドイツ🇩🇪0-1🇲🇽メキシコ

ブラジル🇧🇷1-1🇨🇭スイス

スウェーデン🇸🇪1-0🇰🇷韓国

ベルギー🇧🇪3-0🇵🇦パナマ

 

となっております。やっぱり予想通りにはいきませんねー。まずはやっぱり開幕戦。最弱開催国と開幕前に言われていたロシアがサウジアラビアに5-0の大勝。終始ゲームを支配していて、ホームの利もあり完璧な勝利でした。4点目も5点目もすごいゴール…。

 

  そして2日目。サラーが怪我で出場できなかったエジプトがウルグアイの攻めに耐えていたんですが、最後の最後にセットプレーから失点。ウルグアイが意地を見せた試合でしたね。モロッコvsイランはお互いに守備の集中力がとてもたかく緊張感の高い試合でした。それだけにオウンゴールで決着はちょっと辛い…。イランは2010年南アフリカ大会の日本以来のW杯でのアジアの国の勝利となりました。そしてそして2日目の注目はポルトガルvsスペイン。スペインの勝利を予想していたんですが…、クリロナハットトリック圧巻ですね。スペインの方もPKを与えてしまったナチョがスーパーボレー決めるわ、前線物足りなくない?とか言ってたらジエゴ・コスタがエースっぷり発揮するわ…。デヘアの2失点目はいただけませんね。やっぱり国際大会はGKが一番大事ですからね。この2失点目を防げてれば決勝トーナメント進出できたのに…なんてことにならなきゃいいですがね。

 

  さあ3日目。フランスはオーストリアといい勝負でしたね。VARでPKをもらったり、2点目のポグバのゴールはGLTで認められたりと最新のサッカーを見せられた気分です()。昔ならオーストラリアが0-1で勝ってた試合だったかもね。そして僕イチオシのアイスランド、早速やってくれましたね。アルゼンチン相手に1-1。メッシのPKを止めるなど運に恵まれた部分もありますが、やはり全員守備の意識が高く、これといった攻めの戦術が確立していなかったアルゼンチンでは崩しきれませんでしたね。アルゼンチン、みんなメッシに出すんやもんなぁ。メッシを囮にさえすればディ・マリアアグエロも、ベンチスタートだったイグアインもディバラもみんなシュートチャンス増えんのになあと思いつつ…。ちなみに、PKを失敗したメッシですが、リーガエスパニョーラでもまあまあ止められてたりするんで、メッシのPK失敗はまあそんな珍しいことではないです()。ペルーvsデンマークデンマークが辛勝。ゲレーロ先発にしないからだよペルー…。クロアチアvsナイジェリアは案外サラッとクロアチアが勝ちましたね。オウンゴールとPKの得点ですからまだクロアチア自身のちゃんとしたゴールはないですが、初戦の完勝はいい波乗れそうです。

  

  4日目。個人的にグループリーグの中でもかなりの注目ゲームだったコスタリカvsセルビア。しっかり引いて守ってカウンターのスタイルのコスタリカに対し何回もピンチを招いていたセルビアですが後半にコラロフの超絶フリーキックで先制。さすがのナバスも止められませんでしたね…。でもあの戦い方ならブラジル、スイス相手でも十分に可能性ありますね。そして前回王者ドイツがメキシコに敗れました。オチョアナイスセーブでしたね。てかベラとエルナンデスだけでカウンター成り立つんですね()。ブラジルvsスイスは1-1。コウチーニョのゴラッソが決まったんですがセットプレーから追いつかれてしまいました…。この引き分けが後に響かなきゃいいですが…。優勝候補にこんなところで足踏みしてもらっては困ります。

  

  5日目。韓国はスウェーデンゴールを最後までこじ開けられずに0-1。こちらもVARの餌食になりました…。ベルギーはパナマに前半はスコアレスで折り返すものの後半しっかり3点取って勝利。まあここは順当ですね。イングランドvsチュニジアはこの後27時からです。

 

 

さて、今大会やはり注目されるのがVAR。VARだけではなく、今大会はPKが多いですね。やはり短期決戦のグループリーグでは1点を争う中PKはとても大事ですから、与えたくないですね…。そしてもう一つ思うのが直接フリーキックの得点の多さですね。開幕戦のゴロビン、クリスチアーノロナウドコラロフといずれもワールドクラスの直接フリーキックでした。大舞台であれ決めるんだもんなあ…。

 

 

各グループ2試合目の注目カードを紹介していきましょう。まずはグループD、アルゼンチンvsクロアチア。初戦を格下アイスランドと引き分け後がないアルゼンチンと初戦をしっかり勝利したクロアチアの一戦。アルゼンチンは引き分け以下ではいよいよ敗退が…。メッシ頼みのチームのまま行くのか、注目ですね。続いてグループE、ブラジルvsコスタリカ。初戦で勝ち点3が取れなかった同士ですが、コスタリカはブラジルの攻撃をしのぎきれるのか、ブラジルはスイス戦のような勿体無い失点をなくせるのか、注目です。そしてグループFドイツvsスウェーデン。初戦を負けて後がないドイツに初戦勝ったスウェーデンが挑みます。勝ち点3を持っているだけにスウェーデンが守備的に出た場合、スコアレスドロー狙いもあるかもしれません。引き分けならドイツは敗退か…。

 

 

さて、いよいよ明日は日本の1試合目コロンビア戦ですね。アイスランドやメキシコなど前評判をひっくり返すチームもいますから、日本も僕にとって嬉しい誤算となる試合をしてほしいものです。