ロシアW杯、閉幕…

4年に一度のW杯が終わりました。優勝はフランス🇫🇷でしたね。

 

  開始からクロアチアがボールを保持して主導権を握る展開も、フランスがフリーキックからオウンゴールで先制。もらったファールがシミュレーションという話もありますが…。しかし、クロアチアフリーキックの流れからペリシッチが強烈なミドルシュートで同点に。このまま流れがクロアチアに傾くかなあと思ったんですが、コーナーキックからVARでハンドの判定となりフランスにPK。ラッキーなPKでしたが、まあ手にちゃんと当たってるからしょうがないね。故意ではないものの、その後のプレーに影響するハンドだったのであれはPKです。このPKを今大会3本目のPKとなるグリーズマンが決め🇫🇷2-1🇭🇷。後半に入ると動きの悪かったカンテに変えてエンゾンジを投入し、パスの出し手のモドリッチを封じることよりもシュートを打たせないことを優先したフランス。実はカンテ、胃腸炎だったんだとか…()。今大会貫いてきたカウンターサッカーを決勝までやりきり、その後ポグバ、ムバッペの得点で🇫🇷4-1🇭🇷。直後にロリスのミスからマンジュキッチが1点返すも追撃はなし。4-2でフランスが20年ぶり2度目の優勝です。

 

  フランスの監督デシャンは20年前のフランス代表チームのキャプテンだったわけですが、これで選手・監督として優勝した3人目ですね。2年前ポルトガルに負けて準優勝だったEuroからこのW杯に向けてしっかり勝てるチームを作り上げたのはほんとに素晴らしいです。

 

  さて、ここからは大会全体の振り返り。決勝トーナメントはこんな感じになりました。

f:id:Tokyo_MidSky:20180717221842j:image

 

まずは個人的にチームとして良かったチーム。もちろん1位はフランス🇫🇷。次点は開催国ロシア🇷🇺ですねー。W杯は普段の各国リーグ戦と違い、プロとして選手が戦っているわけではないので魅せるサッカーではありません。国を背負って勝ちにいかなければならないのがW杯ですから、しっかり勝利を求めてスタイルを貫いたこの2チームが良いチームですね。フランスはディフェンス陣がしっかり守りカウンター、もしくはセットプレーから点を取って勝ち切り、優勝しました。ロシアは選手の力量をわきまえ、ホームで大観衆ながらベタ引きしてベスト8まで進みました。

  反対に最もダメだなあと感じたのはポーランド。前評判に踊らされたのか、グループリーグ初戦セネガルに敗戦すると続いてコロンビアに敗戦で1試合残してグループステージ敗退。3試合目日本には勝つもののFIFAランキング8位の面目丸潰れでしたね…。ドイツと違い、試合内容的にも言い訳のきかない酷さでした。

 

続いては大会前から注目と言っていたGKです。優勝したこと、チームキャプテンだったことを考えればやはりフランスのロリスは良かったと言いたいんですが、決勝のミスが印象に残りますね()。やはり、1番は準優勝のクロアチアの守護神スバシッチですかね。PK戦2試合を勝ち抜いたのは彼のおかげでしょう。話題となったイングランドのピックフォードは良かったんですが、準決勝の延長後半の失点を見ると、「まだ若いなあ」という感じですね。となると、次点候補はクルトワか、デンマークのカスパーシュマイケルか。クルトワも、原口のあのシュート止めて欲しいなあ()。グループリーグでPKの1失点のみ、決勝トーナメントではPK戦で活躍するも惜しくも準優勝チームクロアチアに敗れたデンマークの守護神を次点としたいと思います。

一方1番ダメだったのはやはりスペインのダビド・デ・ヘア。今大会、PK戦を含めて枠内に12本シュートを受けながら、止めたのはわずかに1本のみ。今大会のみならず、前大会など含め、2006年以降のW杯で最悪のセーブ率となりました…。グループステージ初戦のポルトガル戦ではクリスチアーノロナウドの真正面のシュートを止めきれないなどほんとに最悪だった印象です。

 

W杯が終わり、今度は明日から中断していたJリーグが再開。僕の応援する名古屋グランパスは現在最下位ですが、シーズンが終わった頃には残留を喜んでいられると信じています…。ロシアW杯の記事を今まで読んでくれた方はありがとうございました。これからはたまーにJリーグ等々サッカー関係の話をしていきたいと思いますm(_ _)m