ロシアW杯!16強決定!
日本がグループステージ突破しましたねー。大会前は勝機0と見られてた日本がまさかグループステージ突破するとは、願望抜きで予想した人はまあほとんどいなかったでしょう…。
さてその日本の第3戦ですが、ポーランド相手に0-1。先発を6人入れ替えて臨むもののフリーキックから失点…。このゴールを決めたベドナレク、吉田麻也とはサウサンプトンでチームメイトですね。試合前、入場待機の時にはめっちゃ喋ってましたし、試合後も麻也に話しかけてました。吉田麻也英語普通にできるんですね、羨ましい…()。試合の終わり方は世界各国、日本国内から賛否両論がありましたが、まあグループステージ突破すると賞金が5億円増えるということで(8億→13億)、あとは過去最高成績タイになるわけですしあそこはああしますよね。にしてもセネガルがコロンビア相手に1点返した瞬間敗退が決まってしまう中全く攻める気をなくしてボール回しに徹した西野監督の采配は肝が座ってんなあという感想です。
さて、グループステージ第3戦、振り返って行きましょう。
ウルグアイ🇺🇾3-0🇷🇺ロシア
サウジアラビア🇸🇦2-1🇪🇬エジプト
スペイン🇪🇸2-2🇲🇦モロッコ
イラン🇮🇷1-1🇵🇹ポルトガル
デンマーク🇩🇰0-0🇫🇷フランス
オーストラリア🇦🇺0-2🇵🇪ペルー
ナイジェリア🇳🇬1-2🇦🇷アルゼンチン
メキシコ🇲🇽0-3🇸🇪スウェーデン
韓国🇰🇷2-0🇩🇪ドイツ
セルビア🇷🇸0-2🇧🇷ブラジル
スイス🇨🇭2-2🇨🇷コスタリカ
セネガル🇸🇳0-1🇨🇴コロンビア
日本🇯🇵0-1🇵🇱ポーランド
イングランド🏴0-1🇧🇪ベルギー
まずグループA。突破を決めた2勝同士の1位争いはウルグアイの完勝。ウルグアイは攻撃もしっかり3得点ながら結局グループステージで失点0。これは決勝トーナメントも期待できますね。敗退が決定した同士の一戦はサウジアラビアの劇的逆転勝利。この試合、エジプトのGKエルハダリーがW杯最年長出場を更新。45歳だって…、彼より年下の監督いるからね普通に今大会()。さらにはエルハダリー、一本PK止めましたさすがです。
続いてグループB。スペインとモロッコの一戦は打ち合いに。そしてイランとポルトガルも両者譲らず引き分け。こう見るとこのグループは大会前はスペイン、ポルトガルが悠々勝ち抜けかと言われていましたが、どの試合も見応えがあるいい試合になりましたね。モロッコとイラン、他グループならグループステージ突破もあったのではと思えるほどの強さでした。
さてグループC。フランスvsデンマークは今大会初のスコアレスドロー。裏でやっていたオーストラリアがペルーに早々に失点したためデンマークがリスクを冒して点を取りに行く必要がなくなり、だいぶゆったりとした試合になってしまいました。敗者は視聴者と言われたほど()。そしてオーストラリアは勝てば突破の可能性があったんですが…ペルー相手に1点も取れず。今大会はPKの2得点のみとなりました。
グループDはアルゼンチンが決勝トーナメントに滑り込みました。マルコス・ロホ、DFとは思えないクロスへの入り方からのボレーシュートでした。アルゼンチンといえば攻撃陣がタレント揃いだったんだがなあ…。なんでインパクト残したのがロホ…。まあでもメッシにようやく1点が出ましたので決勝トーナメントに期待しましょう。アイスランドはクロアチアのサブ中心メンバー相手に決定機を決めきれず敗戦。再三決定機があったなか枠を捉えるシュートが少なかったので、まあ自滅でしょう…。
グループEはブラジルがだんだん盤石なチームになってきていますね。セルビア相手にしっかり無失点&複数得点。スイスはコスタリカ相手に2-2とちょっと守備に不安が残りますが、コスタリカが試合結果にとらわれないノープレッシャーな状況で攻めてきたことを思えばそこまでではないのか…?
グループFは波乱でしたね。まず2試合目を終えて2勝だったメキシコがスウェーデンに完敗も完敗。そしてその結果を受けてドイツは勝ちが必要だった中韓国に後半ロスタイムに失点。後がなくなってGKノイアーがハーフラインを超えて上がったらさらにカウンターから2失点目と前回王者、さらにはFIFAランキング1位の面影なくグループステージ敗退です。決定機は作るものの面白いくらいにシュートが枠を外れました。これで3大会連続(2010,14,18)で前回大会優勝チームがグループステージ敗退です…。1998優勝のフランスも2002年グループステージ敗退してるんですよね…。2002年優勝のブラジルは2006年大会もグループステージ突破してます。さすが王国。
さあグループGは2勝&得失点差+8のベルギーとイングランドの勝負。勝てば決勝トーナメント初戦は日本と、しかし負けると決勝トーナメントでいい山に入れるという色々憶測が飛び交う試合でしたが結果はベルギーの勝利。お互いサブメンバー主体でいけたので主力はいい休息になったはず。パナマvsチュニジアではチュニジアのベン・ユスフにW杯通算2500点目が生まれました。おめでたい?本人からしたら「しらねーよ()」なんでしょうね。それよりチュニジアはW杯40年ぶりの勝利です。そっちのがおめでたい🎉
最後にグループH。コロンビアがセネガルに勝ちましたね。おかげで日本が負けたのに決勝トーナメント行けるわけですが…。コロンビアの立場からすれば、ポーランドが先制した情報が入っても、日本が一点返したらコロンビアは0-0だと突破できないという状況でしたから構わず攻め続けたというわけですね。日本が失点したのは後半14分。さすがにこの時間に情報が来たところでこの時間から試合終了まで「日本が点取れないだろう」って考えることは無理ですよね。あと話題になったのはセネガル失点時のセネガルDF。腰に手を当ててゴールポストに寄りかかってるやつです()。本人の横をシュートが通り過ぎてくわけですが、本人の立場からすればGKの邪魔にならないように動かなかったってかもなんでしょうが…。味方と交錯してもいいから体張ってボール止めに行って欲しいよね4年に一度のW杯だし。
そんなわけでベスト16が出揃いました!
左側の山が強豪揃いですねぇ…。やっぱり一発勝負はGKの差が大きく影響してきます。普段はGKに注目しない人も多いでしょうが、少しくらいGKにも注目して試合を見てもらえればなあと思います。軽く1試合ずつ見ていくと
ウルグアイvsポルトガル、注目はここまで無失点のウルグアイをポルトガルが崩せるのか…。ムスレラとルイ・パトリシオ、どちらもいいGKですがムスレラ含むウルグアイ守備陣は無失点がかなり自信になっているはず。ここはウルグアイの勝利を予想します。
フランスvsアルゼンチンはグループステージ第3戦、スタメンを10人入れ替え主力を休ませたフランスと第3戦まで全力で戦ったアルゼンチンのコンディションの差ですね。第2戦のクロアチア戦で決定的なミスをしたカバジェロから第3戦はアルマーニにGKを変更してグループステージを突破したアルゼンチン、いい流れに乗れるのか…。予想はフランスの勝利です。
ブラジルvsメキシコはとりあえずメキシコがスウェーデン戦の0-3からどう立ち直ってくるか。ブラジルのアタッカー陣はスウェーデンの比ではないですから修正ができてなければだいぶ一方的なゲームになるでしょう。ここ6大会ずっとベスト16で散っているメキシコ、ブラジルに負けて今大会もベスト16で姿を消すのか…。ブラジル勝利予想ですね。
ベルギーvs日本、日本はとりあえず守備をしっかりってところからですね。パナマもチュニジアもベルギーに対して作れたチャンスはショートカウンターかセットプレー。試合の大方の主導権はベルギーが握ること間違いなしなので、耐えて耐えて点を取るもしくは最後まで耐えてPK戦、そのくらいのつもりでいかなきゃいけませんね…。GKを比較すると世界トップクラスのクルトワとグループステージでミスが目立った川島。日本の勝機は果たしてあるのか…。ケイスケ・ホンダに頼るしかないのか…?()
開催国ロシアvsスペインはスペインが完全アウェイの中どこまで落ち着いて戦えるか。今大会のスペインは守備がそこまで良くないので、ロシアは1点取れれば流れに乗れるはず。絶好調チェリシェフに期待がかかりますね。決勝トーナメント進出が決まっていて少し気が緩んでいたウルグアイ戦とは違ってまた気が入ったロシアが見れるはず。ここはロシアの勝利を予想!
クロアチアvsデンマークは順当にクロアチアが勝つ予想で。グループステージ3勝突破はウルグアイ、クロアチア、ベルギーだけ。全勝の勢いをそのままにクロアチアがさすがに勝つでしょう。
スウェーデンvsスイスはスウェーデンがメキシコ戦の勢いを維持できているかどうか。なんだかんだでグループステージを1勝2分だったものの3試合全試合で失点となにか安定感に欠けるスイスにつけ込んでスウェーデンが勝つ気がします…。ズラタンいないのにねぇ。
コロンビアvsイングランドは難しいですね。決勝トーナメント1回戦で観てて一番面白くなるゲームはここな気がします。日本戦で退場したカルロス・サンチェスが戻ってきて守備に安定感が戻ったコロンビアはセネガル戦でのハメス・ロドリゲスの負傷退場こそ気になるものの、攻撃陣は好調。一方のイングランドは第3戦でヘンダーソン、現時点大会得点王ケインら主力は休ませられてるのでこちらもコンディションに問題はなさそうと、どちらに転ぶかわからないゲームですね。大会前にコロンビアは上に行くと予想してたことですしここはコロンビア勝利を予想しましょう。
ってなわけでベスト16はこんな顔ぶれです。日本戦次27時スタートなんだよなあ…。見てたら授業行けん…()